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チチヤス工場レポート
人々の健康と幸せを願うモノづくり
チチヤスの情熱に感動
2015/11/18
取材者/HARUKI
「チチヤス、チチヤス...」と歌うキャッチーなテレビCMでもおなじみの「チチヤス」。毎日のように食卓にあがる牛乳・ヨーグルトのメーカーとして、特に広島県人にとっては昔から親しみ深い存在です。今回は、そのおいしさの秘密を探りに、地元広島県は廿日市市のチチヤス工場を訪れてみました。
チチヤスに近いユアーズ大野店からスタート
チチヤス商品の取り扱いが多いお店が、全国で1か所だけあるのをご存じですか?それは…、チチヤスに向かう坂の登り口にあるユアーズ大野店です。レポートのスタートは、そのチチヤス商品売場から。「ちょっとビターなミルクコーヒー」「青汁ミルク」や、懐かしい「給食牛乳」までありました。すべてチチヤスの工場から直送されているのだそう。工場とお店がすぐ近くにあるからこそできることですが、それだけではありません。「チチヤスの商品が本当に良いものだから、もっと伝えたい!」という、お客様と地元商品へのユアーズの愛情の表れなのだとか。ということで、ユアーズにそこまで思わせる商品の真実を確かめに、近くのチチヤス工場に行ってみました。
地域の方々に支えられ、創業130年
チチヤスの歴史は、明治19年、牛乳販売から始まります。今年、創業130年を迎える老舗です。 大正15年には、当時の皇太子殿下からの御用命を賜り牛乳を献上、昭和初期には学校ミルク給食のはしりともなる試みを行ったそうです。 また、ヨーグルトを日本で初めて販売。大正6年のことでした。 容器の軽量化のため、プラスチック容器での販売もチチヤスが初。 まさに、ヨーグルトの先駆者ですね。
ヨーグルトは、チチヤス 独自の菌で…
昨今、健康維持や風邪・インフルエンザ予防などに乳酸菌の可能性が様々いわれています。 チチヤスヨーグルトに使われる菌は「チチヤス菌“ST9618”」。健康維持のためだけでなく、日本人の口に合うおいしさを追求し開発したチチヤス独自の乳酸菌は、「発酵臭がなく、いやみのない酸味、まろやかな口当たり」のヨーグルトを作るのだそうです。 独自の乳酸菌とこだわりの製法で作られるチチヤスのヨーグルト。工場内で、1日に作られる数は、約80万個。 そのおいしさを、およそ170人の従業員が支えています。
ヨーグルトの味と品質は、数値で管理
HACCPのシステムで、ヨーグルト製造工程で菌が混入しないようになっていますが、さらに正確に検査し、数値で安全を確認。また、季節による原料の牛乳の味のバラツキも、決められた基準通りに数値で管理し、調整することにより味の品質を守っているそうです。 「生産数が多いときは検査する数も増えるので、大変です」と、品質管理課の濱田さん。
食べ比べてみました!
ご厚意で、食べ比べをさせてくださいました。まずは、クラッシクと低カロリーのヨーグルトを食べ比べてみました。クラッシックは、さすがチチヤスの自慢の一品。甘味と酸味のバランスがよく食べやすい。低カロリーは、牛乳のほんのりした甘味で…甲乙つけがたい。こればかりは、本人の好みによりますね。皆さんは、どちらがお好みでしょう。ぜひ、食べ比べてみてください。また、作りたてと、1週間後のもの、10日後のものを食べ比べてみました。日にちが経つほど、酸味が徐々に強くなる。乳酸菌が生きているから、発酵も進むのですね。1週間後の酸味も嫌いじゃない。これも、好みによるのでしょう。出来たては…、全然ちがう!皆さんにも、この味をお届けしたい!やわらかい酸味に、ほんのりやさしい甘酸っぱい香り。 今後は、買ってきたら早目に食べることに決めました。容器の裏側には「チー坊のひとくちメモ」が。これも楽しみのひとつです。
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